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かぶれについて

私達は日常的に多くの化学物質に接触しております。

しかし、ある日、突然、痒みや痛みに襲われたり、

皮膚が赤くなったり、炎症を招く事もあります。
それではなぜ、かぶれは発生するのでしょうか?


それは、化学物質が皮膚に合わなかったり、

馴染んだりする事がないからです。


しかし、私達の皮膚には、それぞれの化学物質を

受け入れる許容量という生体機能が備わっております。


言うならば、皮膚には、それぞれの化学物質を

入れる容器があると考えても良いかもしれません。


この容器がいっぱいになると、化学物質から皮膚を守るため、

生体防御反応(アレルギー・過敏症)が発生します。


生体防御反応を分類すると次のようになります。

​↓​↓​↓​↓​↓​↓​↓

1.毒性反応(危険信号)

皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、

表皮層の好塩基球が破裂し、細胞障害物質

(a.ヒスタミンb.ヘパリン)を分泌させます。

結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを

局所的に発生させ、危険信号を発信します。

2.アナフィラキシー(危険信号)

皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、

真皮層の肥満細胞が破裂し、細胞障害物質

(a.ヒスタミンb.ヘパリン)を分泌させます。

結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを

全身に発生させ、危険信号を発信します。

3.自己免疫疾患(障害)

皮膚に許容量を超える有害物質が接触した場合、

好酸球からインターロイキンが分泌され、

好中球が異常活性を起こし、細胞障害物質

(a.活性酸素b.たんぱく質分解酵素)を分泌させます。

具体的には、敵、味方の区別無く、皮膚に接触する

多くの物質や外界刺激物を攻撃する過剰防衛反応の出現です。

結果、痒み、痛み、発赤、湿疹、炎症などを広範囲に発生させます。

理学美容はアレルギーや過敏症で化学物質の

使用できない方々のための美容技術です。

​ぜひ1度、ご相談下さい。

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